今から書く事は正直、風神的には、本当は書きたくなかったんですが。
というのも、今から書く事は左巻きの方々にとって、実はすごくためになる事なので、そのような燃料は本来、投下したくなかったのですが、どうしても指摘したい事があるので、書く事にします。

ちなみに、憲法違反だとかじゃないです。そういうのは、マスコミ諸氏も取り上げていますからね。

いつもながら、結論から言うと、


自衛隊は今のまま集団的自衛権下で海外に派遣するべきではない



というのはですね、まずもって使い古された言葉なんですが、

平時に殺人すると罪人になるが、戦争で万人殺すと英雄

こんな感じの言葉があるじゃないですか。何が言いたいかというと、軍隊ってのは戦時下で戦闘中に殺人を犯しても合法なんです。無論、例外はあります。民間人や捕虜に対するそれですが、しかしここで問題です。

仮に、自衛隊が集団的自衛権下で海外に派遣されたとしましょう。
もうお判りですね?


自衛隊は軍隊じゃないからジュネーブ協定が適用されない!!


つまり、下手したら外国の法律で裁かれて死刑になる可能性があるんです。

自衛隊ってのは、出発は警察予備隊。つまり警察の延長なんですよ、一応。日本でも法律上そうなっていますし、自衛隊の戦車には方向指示器がついてて、信号も守らないといけません。

ですから、当たり前の話なんですけど、警察官が武器を使えるのは、所属政府の管轄下のみ。海外での武器使用は、一応法制化されていますが、本来はNGなんですね。

まあそれでも、PKO法案みたいに、臨時法を整備すればいいじゃないか、という話なんですが、それでもどうしようもない事もあります。

それはですね、

捕虜になったらどうするの?


これなんですよ。自衛隊は軍隊ではありませんからジュネーブ協定の捕虜保護にひっかかりません。まあ、西側諸国なら、外交でどうとでもなるかもしれませんが、実際の話として、敵対勢力との戦闘行動で捕虜になったら、今のままだと、殺されても文句が言えないんですよ。だって、日本もジュネーブ条約、批准してますから。

まあ、仕方ないでしょう。軍隊じゃない人間が武器もって、かかってきたとしたら、


正直、相手側にとってはテロリストと同じ



事の深刻さがお判りいただけたでしょうか。


風神、なんかはですね。逆に、なんでこんな根本的な事を野党は取り上げないんだ?やっぱりバカ?


という訳で、集団的自衛権下で自衛隊を出すなら、憲法改正して軍隊にしないと駄目です。


後は可能性があるとすれば、国連所属か米軍にでも出向させて、軍籍を得るか。
こちらの方が、可能性はあるかもしれませんね。

まあ、そんな感じで。


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