鬼さんこちら 手の鳴る方へ
2014年12月12日 エッセイべヤングが全商品回収に動いた。過去に、実はゴキブリ以外の子ムシが混入していたというクレームがあったにもかかわらず、ゴキブリ(注:子ムシではない)が混入していた事は無い、と言い張っていたマルハが全品回収である。
きっかけはツィッターだった。
ところで、今回の一件で私の脳裏に真っ先に浮かんだのは、
何故かレイ・ブラッドベリーの「華氏451度」だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E6%B0%8F451%E5%BA%A6
相互監視社会が出てくるこの小説が何故浮かんだのか。
皆さん、考えてください。今、ほとんど全てといってもいい数の人間が、カメラを持ってうろついている訳です。何か悪いことをしたら、いつ写真にとられて世間にさらされてもおかしくない、考えてみれば恐ろしい世の中になったとは思いませんか?
そしてますます、あふれる情報を選り分ける能力を人は求められてきているのです。
例えば今朝の読売新聞に以下のような記事がありました。
以下引用
超高速ミサイル、中国が発射実験…今年3回目
読売新聞 12月12日(金)9時8分配信
【北京=五十嵐文】中国が今月、音速をはるかに上回る速度で飛行する超高速ミサイル「WU14」の発射実験を行っていたことが11日、明らかになった。
中国国防省が10日、読売新聞の取材に対し、「中国が国内で計画に基づいた科学研究実験を行うのは正常であり、これらの実験はいかなる特定の国家や目標に照準を合わせたものではない」と書面で回答し、実験実施を事実上、認めた。
今回の実験は米情報サイト「ワシントン・フリー・ビーコン」などが先に報じていた。米国のミサイル防衛網を無力化する狙いがあるとみられる。
中国による超高速ミサイルの発射実験が伝えられるのは今年1月、8月に続いて3回目。
ここまで引用
皆さんは、例えばこの記事をネットで読んで、一体どのような感想を抱かれるでしょう?
ネット社会以前であれば、
「ああ、中国危ないなー。さて、仕事するか。」
これで終わっていたでしょう。
しかーーーーーし、今の世の中は違います。
「へー、こんな記事があるのかWU14?一体、何だろう?検索してみよっと」
wu14
WU-14は大陸間弾道ミサイルの弾頭に搭載され発射されるとされ、その後宇宙空間に近い高度を音速の5倍から10倍に当たる速度で飛行し、攻撃すると予想される中国の実験器 米国防総省
「??ミサイルじゃないの?飛行体?従来のミサイルとどう違うんだろ?速度?検索検索・・」
ミサイルの中の長距離弾道弾(ICBM)は大気圏突入時の速度はマッハ20に達するとされ・・・・・・・
「?????元々のミサイルでも音速の20倍じゃん、何なの?あれっ?これと似たような話、以前聞いたような気が?アメリカも開発してなかったっけ?検索検索」
ハイパーソニッククルーズビークル
ファルコン計画
http://ja.wikipedia.org/wiki/Falcon_HTV2
「むーん、似てるね。2003年にアメリカが発表した計画を中国も追随したってところか。でもさ、マッハ5~10で飛行て、ICBMの大気圏突入速度の方が速いじゃん。普通にミサイル攻撃でよくね?なんでだろ。」
米国のミサイル防衛網を無力化する狙いがあるとみられる。
「この部分が関係してるのかな?検索検索。」
http://aviation-space-business.blogspot.jp/2014/01/blog-post_29.html
以下引用
HGVでは姿勢引上げ操作を大気圏突入後に実施でき、目標まで比較的平坦な飛行が可能。そのため探知は弾道ミサイルの弾頭よりも遅れ、迎撃に残された時間が短くなる。HGVは空力学的に制御可能なので、それだけ迎撃が難しくなり、その間に目標へ近づく。滑空距離はミサイル固有の射程距離より長くなり、比較的脆弱な中間段階の飛翔は目標地点や防衛体制の整った地点より遠くでの発生する。
「むーん、ようするに自由落下でマッハ超えるのと、姿勢制御可能な弾頭の違いなんだな。しかも対艦ミサイルにも応用可能と考えられると。これは案外すごいかもしれん。しかし、アメリカが公表するって事は何か裏があるんだろーなー?対応可能って事か?
検索してみよう。」
http://gigazine.net/news/20141212-us-navy-laser-weapon-movie/
「一発100円のレーザー砲実戦配備wwこれか!」
いやー、恐ろしい時代になったものですねー。いろんな意味で。
しかしこうしてみていくと、読売の記事って逆に全く中身が無い事が判ります。言ってしまうと、恐らく中国の危機感をあおって自民票を増やそうというステルスマーケティング では?と思われw
もしくは踊らされたか・・
馬鹿だねぇ
きっかけはツィッターだった。
ところで、今回の一件で私の脳裏に真っ先に浮かんだのは、
何故かレイ・ブラッドベリーの「華氏451度」だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E6%B0%8F451%E5%BA%A6
相互監視社会が出てくるこの小説が何故浮かんだのか。
皆さん、考えてください。今、ほとんど全てといってもいい数の人間が、カメラを持ってうろついている訳です。何か悪いことをしたら、いつ写真にとられて世間にさらされてもおかしくない、考えてみれば恐ろしい世の中になったとは思いませんか?
そしてますます、あふれる情報を選り分ける能力を人は求められてきているのです。
例えば今朝の読売新聞に以下のような記事がありました。
以下引用
超高速ミサイル、中国が発射実験…今年3回目
読売新聞 12月12日(金)9時8分配信
【北京=五十嵐文】中国が今月、音速をはるかに上回る速度で飛行する超高速ミサイル「WU14」の発射実験を行っていたことが11日、明らかになった。
中国国防省が10日、読売新聞の取材に対し、「中国が国内で計画に基づいた科学研究実験を行うのは正常であり、これらの実験はいかなる特定の国家や目標に照準を合わせたものではない」と書面で回答し、実験実施を事実上、認めた。
今回の実験は米情報サイト「ワシントン・フリー・ビーコン」などが先に報じていた。米国のミサイル防衛網を無力化する狙いがあるとみられる。
中国による超高速ミサイルの発射実験が伝えられるのは今年1月、8月に続いて3回目。
ここまで引用
皆さんは、例えばこの記事をネットで読んで、一体どのような感想を抱かれるでしょう?
ネット社会以前であれば、
「ああ、中国危ないなー。さて、仕事するか。」
これで終わっていたでしょう。
しかーーーーーし、今の世の中は違います。
「へー、こんな記事があるのかWU14?一体、何だろう?検索してみよっと」
wu14
WU-14は大陸間弾道ミサイルの弾頭に搭載され発射されるとされ、その後宇宙空間に近い高度を音速の5倍から10倍に当たる速度で飛行し、攻撃すると予想される中国の実験器 米国防総省
「??ミサイルじゃないの?飛行体?従来のミサイルとどう違うんだろ?速度?検索検索・・」
ミサイルの中の長距離弾道弾(ICBM)は大気圏突入時の速度はマッハ20に達するとされ・・・・・・・
「?????元々のミサイルでも音速の20倍じゃん、何なの?あれっ?これと似たような話、以前聞いたような気が?アメリカも開発してなかったっけ?検索検索」
ハイパーソニッククルーズビークル
ファルコン計画
http://ja.wikipedia.org/wiki/Falcon_HTV2
「むーん、似てるね。2003年にアメリカが発表した計画を中国も追随したってところか。でもさ、マッハ5~10で飛行て、ICBMの大気圏突入速度の方が速いじゃん。普通にミサイル攻撃でよくね?なんでだろ。」
米国のミサイル防衛網を無力化する狙いがあるとみられる。
「この部分が関係してるのかな?検索検索。」
http://aviation-space-business.blogspot.jp/2014/01/blog-post_29.html
以下引用
HGVでは姿勢引上げ操作を大気圏突入後に実施でき、目標まで比較的平坦な飛行が可能。そのため探知は弾道ミサイルの弾頭よりも遅れ、迎撃に残された時間が短くなる。HGVは空力学的に制御可能なので、それだけ迎撃が難しくなり、その間に目標へ近づく。滑空距離はミサイル固有の射程距離より長くなり、比較的脆弱な中間段階の飛翔は目標地点や防衛体制の整った地点より遠くでの発生する。
「むーん、ようするに自由落下でマッハ超えるのと、姿勢制御可能な弾頭の違いなんだな。しかも対艦ミサイルにも応用可能と考えられると。これは案外すごいかもしれん。しかし、アメリカが公表するって事は何か裏があるんだろーなー?対応可能って事か?
検索してみよう。」
http://gigazine.net/news/20141212-us-navy-laser-weapon-movie/
「一発100円のレーザー砲実戦配備wwこれか!」
いやー、恐ろしい時代になったものですねー。いろんな意味で。
しかしこうしてみていくと、読売の記事って逆に全く中身が無い事が判ります。言ってしまうと、恐らく中国の危機感をあおって自民票を増やそうというステルスマーケティング では?と思われw
もしくは踊らされたか・・
馬鹿だねぇ
コメント