デフレが何故駄目なのか?それは僕の思うところこうです。

不景気で物が売れない。
  ↓
値段を下げる。
  ↓
値段を下げる時に人件費を削る。
  ↓
社員の給料が下がる。
  ↓
収入が減ったから節約志向に走り、ますます物が売れない。


だから安倍さんは、給料を上げろと言ったし、日銀は物の値段を上げることを目標にしてる訳ですね。

けれど、財務省やアメリカの横槍が物事をややこしくしました。


消費税を上げましたよね。だからある面、物の値段は上がりました。けれどこれは国に入る訳ですから、社員の給料を上げる要素にはなりません。

金融緩和はどうでしょう?本来はこうでした。

日銀が銀行から国債を買い上げる
    ↓
増えた資金を元に銀行がメーカーに融資
    ↓
設備投資が増えて景気が浮揚。
    ↓
給料が上がり、購買意欲が増す。


ところが、不景気や為替の乱高下、メーカーの無借金経営志向で今の金融緩和の流れはこうです。

日銀が銀行から国債を買い上げる。
    ↓
・日銀の各銀行残高が積みあがる。
     or
・国債を手放した分、外債購入に走る。
     or
・株式投資の為の融資に当てる。
     ↓
株価が上がり、円安になる。
     
つまり、今の金融緩和の形だと株式投資関連か輸出商社くらいしか直接恩恵を受けにくい形になっています。

特に地方がその恩恵を受けるのは、マジな話5~6年はかかるような気がします。
これでは、間に合わない。ますます過疎化が進み、都市部に人口が集中することになるでしょう。

じゃあ、どうすればいいか?

国民が直接恩恵をこうむる形で景気刺激を行なうにはどうすればいいのでしょう。


私なら、こうします。

国債を買い上げた金額の10%を毎年、金券の形で国民に配ります。
例えば年間80兆円なら国民ひとりあたり5万3千円を金券の形で、使用期限6ヶ月にして配るんですよ。

名目?

もともと、国債は銀行の預金残高で買い支えられてきました。国民の預金です。
金利を低く抑えられ、引き出すのにも手数料を取られる形で。

その長年の、本来付くはずだった利子を国民に還元する。

何と正当な理由でしょうw

これを、国債を買い上げる限り続けます。
もしくは、3年続けるなら3年分まとめて国民に先行還元します。



こういう事しないと、目に見える形で景気浮揚は起こらないですよ。


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