アメリカのオバマ大統領がイラク空爆を始めたのは、それだけイラク情勢が悪いと言うことに他なりません。

ISIS(ISIL)は非常に優勢で、シリアとイラク・イランにまたがるスンニ派の国家を作ろうとしています。

しかもカリフの地位を復活させ、教主国にするつもりでいます。昔のイスラム国家ですよ。


正直、日本の報道はぬるすぎる。この問題は、場合によっては日本にもかかわってきます。

空爆で、彼ら「イラクとシリアのイスラム国」をつぶせる訳がありません。必ず地上軍の投入が必要になってくるでしょう。

今は、その役割を北部クルド族とイラク新政府軍にやらせるつもりでいますが、もしもそれが失敗したら?

オバマは地上軍を投入するしかなくなります。

ですが、イラク撤退を公約に掲げた彼が地上軍を投入するにあたって、断言してもいいが、必ず国連の決議を取り付けにかかります。

そして、必ず多国籍軍の編成を試みる。

何故なら、彼はブッシュではなくオバマだからです。そうする以外に、彼の地上軍投入の正当性を世に示す方法が無い。

当然日本にも根回しがくるでしょう。

「参戦するのか?」と。

自衛隊の実戦投入は、案外早くにくるかもしれませんね。

下記のリンクは、今年6月~7月頃のISIS(ISIL)領地内を取材した貴重な映像です。はっきり言って彼らはただの過激派ではありません。国家建設の明確な意思を持っています。


ISIL
https://www.youtube.com/watch?v=bsCZzpmbEcs

コメント

loving-c.
loving-c.
2014年8月15日6:01

おっしゃる通りです。
オバマは、イラクに地上軍を投入する前には、
国連決議を取った上で多国籍軍を編成するでしょう。
だとすると、日本にも「参戦するのか?」と根回しするでしょう。
イラク戦争の時、日本に対して言われた"Boots on th ground"が
再び言われても不思議ではありません。
その際に安倍氏、石破氏または自民党の他の人が首相であれば、
確実に自衛隊を実戦投入するでしょう。
そして、ご明察の通り、その日は案外近いです。

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