(朝鮮日報日本語版) 米国務長官「中国と韓半島統一について議論したい」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140204-00000762-chosun-kr


なんか、昔、日本を置いてきぼりにして中国と国交回復したどこぞの国務長官を思い出した。


ところで上記提案がアメリカから出てきたのには理由があります。

韓国や台湾のマスコミは報じてましたが、1月8日から10日にかけて、中国人民解放軍が北朝鮮との国境に集結し始め、一時騒然となったのをご存知でしょうか。

北朝鮮の張成沢氏(67)の死刑執行のニュースが12月に報じられた時に、風神はこのblogで、中国が北朝鮮に攻め込むんじゃ?w的な事を書きましたが、1月10日から、およそ8日間に渡って、中国人民解放軍が北朝鮮との国境で大冬季演習を行いました。

http://www.wantchinatimes.com/news-subclass-cnt.aspx?id=20140115000029&cid=1101

これが例年3000人規模だったものが10万人も動員され、朝鮮有事の際は、人民解放軍が武力介入する方針を、中国ははっきりと見せつけました。

問題は、これが果たして誰に向けられたものなのか?というところにあります。

本来なら、朝鮮戦争で戦った米韓・連合軍に対するものであるはずなのですが、今回は張成沢氏(67)の死刑執行を行った、金成恩に対する中国の威嚇であったとも取れます。

韓国の尹炳世外相が頻繁に米国を訪問した裏には、こうした中国の動きがあった故とも言えるでしょう。

面白いことに、ここにきて北朝鮮と韓国の融和ムードが醸成されつつあります。

韓国は朝鮮戦争の離散家族問題を持ち出し、北朝鮮は2月に入り、応じる構えを見せています。

そして、タイトルにあるようにアメリカが中国に韓半島統一について議論したい と持ち出すと言う;


ようするに、現在の韓国は戦争できる状態ではなく、国民も既に厭戦気分。北朝鮮はアメリカと中国の板ばさみで時間稼ぎに奔走せざるを得ないと。

問題は、我が日本政府がどれだけ周辺国の情勢を察知しているかですが;


今夜はこの辺にしておきます。

おやすみなさい。



コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索