『137億年の物語』著者、クリストファー・ロイド氏インタビュー
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20130724/251502/?P=1

以下引用

 本を書いた最初のきっかけは、当時7歳だった私の娘が学校嫌いになってしまったことでした。学校の先生にももちろん相談しましたが、「テストの成績はいいですし、問題ありません」と全く取り合ってくれませんでした。娘と正面から向き合って、接してはくれなかったのです。先生は、学業不振の子供に対応するだけで精いっぱいでした。
しかし娘は学校がつまらない、退屈だと言ってきかない。何にも興味が持てないと。7歳の子供が、世の中つまらない、人生退屈、なんて感じるとは、大変なことですよ。転校しようとあちこち学校を探しましたが、どこも似たりよったりでした。そこで、自分で教育しようと決めたのです。
中略
最初は1年だけ休学させるつもりだったんですよ。そして、学校のカリキュラムに沿って、学校の時間割通りに過ごしてみた。3か月経っても娘が興味を見せる様子はない。そこで、改めて娘に聞いてみたんです。「何が面白いと思う」って。そうしたら、「ペンギン」と答えた。

ペンギン?

そうなんです。そこで、私と妻は娘に言いました。「よし。じゃあ、ロンドンの動物園にペンギンを見に行こう。それから、ペンギンが住んでいる場所について一緒に勉強しよう」。娘は、ペンギンが南極に住んでいることを知りました。そこから、ペンギンが暖を取るために集団生活をしていることを発見します。そこで私は「この大きなグループのペンギンにこの小さなペンギンが加わったら、全部で何羽になるかな?」と自然に算数の勉強に持っていきました。娘の目はキラキラしていました。それから、我々は南極の氷について学びました。氷は水が固まってできます、水は蒸気が液体になったものです。すべて同じ物質です。そう、理科の勉強ですね。

そして、今度は氷山について話をしながら、氷山にぶつかって沈んだ豪華客船「タイタニック号」の話に持っていったりしました。ペンギンにまつわる詩や歌について学んだこともありました。試行錯誤する中で、私たちは、子供が興味を持ったものを使えば、学校のカリキュラムに盛り込まれていることなどすべて教えられることに気づいたのです。娘はまるで旅をしているかのような感じで、冒険と発見に満ちた学習をとても楽しんでいました。

ここまで引用


「137億年の物語」の作者か。
読んでみようかなー。

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