今さらですが、野田さんは政治家だなと。
政策の是々非々は、この際に置いておいて。
政治家の本質って、面の皮が厚いと言いますか、動じない事だと思うんですね。その点、野田さんは何言われようが筋を通しましたし、政策を通しました。
その政策が良いか悪いかは別として、政治家としての本質は充分クリアしてたと思います。
特に、いつの間にか民主党を乗っ取った手際。あの融通のきかない岡田さんが解散の時期に関して支持している事もちょっとびっくり。
選挙が終わって、オバマさんが安倍さんに期待を表明すると共に、今後の野田さんにエールを送るという異例のコメントを出した事からもそれはうかがえます。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221217053.html
で、安倍さんには次の事をやって欲しい。
非国民と言われるかもしれんが・・・・・。
まず専守防衛の概念の見直し。
領海内においては警告の上、威嚇射撃を経ての発砲を許可。ただし、尖閣・竹島・北方領土は除く。
次にロシアとの平和条約の締結。国後・択捉は放棄もしくは両国自由経済特区。歯舞・色丹は取れるなら取る。
こんな事を書くと、右傾の諸氏から辛辣なコメントを浴びそうだけど、まずは聞いてほしい。
領土問題においては、例え正しい主張であろうとも理不尽なことがまかり通るものなのだ。もっと判りやすくいえば、今の北方領土の状態とは、腕力の強いいじめっ子におもちゃを取り上げられて、好きなようにされている状態。腕力ではかなわない。親(米国)にチクっても、子供のけんかには出てこない。
最近、思うのだけど。戦争は続いている。形を変えて。
今の北方領土はガダルカナルだ。補給が続かない中、逐次戦力(金)を投入して出血を繰り返してきた。これ以上、放置すると歯舞・色丹にまでロシア人が蔓延するだろう。そうなると、永久に返ってこない。
現実的な判断をすべき。
日本人の悪いところは、魂の情に流されること。大陸でもそれで失敗した。
中国撤兵を陸軍が拒んだのは、日露戦争以来日本人が大陸で血を流し獲得してきた、その100万の英霊に報いるために寸土も譲ることは出来ないと、かつて言った某中将がいたが、それに近い。
今は、まだ戦争状態だと仮定する。領土進入は戦闘行為であり、しかも効果的な対抗手段を日本は持たない。少なくとも撃たれるまでは。
戦線を整理して立て直す必要があります。
北方領土と竹島は、既に占領されて奪還は不可能。出来ないものに予算をかける必要も余裕も無い。ならば、体制を立て直し、その内側にラインを引き直すのは防衛線のイロハ。
だから、譲る。この際、正当かそうでないかは問題ではありません。
内線の利を生かすには戦力の分散を控えるのが、これも守備戦の初歩です。
問題は尖閣ですが、これも現状放置すると戦闘行為であるところの領土進入を防げない。しかも、現状の法体系では抗えない。
戦線をさげれば、また進入されるを繰り返す。沖縄が過去に中国の属国であったことを考えれば、特に尖閣は600年前から中国の領土だと、平気で国連で主張する中国を考えれば、下がれません。
けれども、今尖閣で軍隊を出すと100%戦争になります。中国は引かない、いや、引けない。
第一次大戦の概念で言うところの、威力偵察を兼ねる形で、中国は必ずひと当てしてくる。
僕は、中国に対しては、国家同士の話し合いよりも、中国人民に直接、語りかけるほうが効果的だと思う。
故に、尖閣は除く。
できれば、南西諸島に駐留拠点を設けた上で、加藤嘉一氏をうまく使って欲しい。
と、まだ書き足りないけど眠いのでこのへんで中座します。
それでは、機会と時間があれば又。
政策の是々非々は、この際に置いておいて。
政治家の本質って、面の皮が厚いと言いますか、動じない事だと思うんですね。その点、野田さんは何言われようが筋を通しましたし、政策を通しました。
その政策が良いか悪いかは別として、政治家としての本質は充分クリアしてたと思います。
特に、いつの間にか民主党を乗っ取った手際。あの融通のきかない岡田さんが解散の時期に関して支持している事もちょっとびっくり。
選挙が終わって、オバマさんが安倍さんに期待を表明すると共に、今後の野田さんにエールを送るという異例のコメントを出した事からもそれはうかがえます。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221217053.html
で、安倍さんには次の事をやって欲しい。
非国民と言われるかもしれんが・・・・・。
まず専守防衛の概念の見直し。
領海内においては警告の上、威嚇射撃を経ての発砲を許可。ただし、尖閣・竹島・北方領土は除く。
次にロシアとの平和条約の締結。国後・択捉は放棄もしくは両国自由経済特区。歯舞・色丹は取れるなら取る。
こんな事を書くと、右傾の諸氏から辛辣なコメントを浴びそうだけど、まずは聞いてほしい。
領土問題においては、例え正しい主張であろうとも理不尽なことがまかり通るものなのだ。もっと判りやすくいえば、今の北方領土の状態とは、腕力の強いいじめっ子におもちゃを取り上げられて、好きなようにされている状態。腕力ではかなわない。親(米国)にチクっても、子供のけんかには出てこない。
最近、思うのだけど。戦争は続いている。形を変えて。
今の北方領土はガダルカナルだ。補給が続かない中、逐次戦力(金)を投入して出血を繰り返してきた。これ以上、放置すると歯舞・色丹にまでロシア人が蔓延するだろう。そうなると、永久に返ってこない。
現実的な判断をすべき。
日本人の悪いところは、魂の情に流されること。大陸でもそれで失敗した。
中国撤兵を陸軍が拒んだのは、日露戦争以来日本人が大陸で血を流し獲得してきた、その100万の英霊に報いるために寸土も譲ることは出来ないと、かつて言った某中将がいたが、それに近い。
今は、まだ戦争状態だと仮定する。領土進入は戦闘行為であり、しかも効果的な対抗手段を日本は持たない。少なくとも撃たれるまでは。
戦線を整理して立て直す必要があります。
北方領土と竹島は、既に占領されて奪還は不可能。出来ないものに予算をかける必要も余裕も無い。ならば、体制を立て直し、その内側にラインを引き直すのは防衛線のイロハ。
だから、譲る。この際、正当かそうでないかは問題ではありません。
内線の利を生かすには戦力の分散を控えるのが、これも守備戦の初歩です。
問題は尖閣ですが、これも現状放置すると戦闘行為であるところの領土進入を防げない。しかも、現状の法体系では抗えない。
戦線をさげれば、また進入されるを繰り返す。沖縄が過去に中国の属国であったことを考えれば、特に尖閣は600年前から中国の領土だと、平気で国連で主張する中国を考えれば、下がれません。
けれども、今尖閣で軍隊を出すと100%戦争になります。中国は引かない、いや、引けない。
第一次大戦の概念で言うところの、威力偵察を兼ねる形で、中国は必ずひと当てしてくる。
僕は、中国に対しては、国家同士の話し合いよりも、中国人民に直接、語りかけるほうが効果的だと思う。
故に、尖閣は除く。
できれば、南西諸島に駐留拠点を設けた上で、加藤嘉一氏をうまく使って欲しい。
と、まだ書き足りないけど眠いのでこのへんで中座します。
それでは、機会と時間があれば又。
コメント
意外と良い意味で再評価されるんじゃないかと
私個人は思っております。
衆院選絡みで有権者と政党(政策)の
マッチングが流行りましたけど
私個人が思っていた政策の方向性って
民主党とは到底相容れないのですが
野田さんの政策とは驚くほどマッチングしていました。
一瞬本気で民主党に票入れそうになって
ふと我に返って止めました。
自分の選挙区に野田さんが出馬していたら
投票していたかもしれません。
民主党の中では文字通り
最悪の貧乏くじを引いた方ですね。