領土問題について、心中に溜めてたこと
2012年11月21日 ポエム コメント (2)これは書こうか書くまいか。実は1年くらい、迷ってました。
まあ、僕の思うところをたんたんと書いていきたいと思います。
まあ、最近はまじめに日記書いてなかったし。お詫びもこめて僕の本音を。
まず北方領土。
国後・択捉は返ってきません。今は誰でも知っている。・・・・のだろうか。僕はこの件で、外務省と自民党に激しい憤りを感じています。
80年代、写真週刊誌のフライデーやフォーカスで、衛星画像で散々煽って基地化どうする?って感じでしたが、実態は今や5万6千人のロシア人が居住し、数百人が日本の大学に留学しているという、何と言う実効支配!
この状態で、ロシア政府が領土返還に応じる要素は皆無!
民主党政権になるまで、このような状態はほとんど、伏せられてきました。
マスコミも何も言わなかった。
それどころか、最近でさえも
「ロシア首相、何故この時期に北方領土訪問?!とまどう外務省」
このような、あきれた報道がなされていました。
馬鹿か?!お前ら、実態を知ってたくせに、国民に事実を報道せず、官僚の言いなりか。
今にして思えば、鈴木宗男の歯舞・色丹2島返還交渉は実に現実に即した提案でした。仮に、ロシア大統領が国後・択捉を返還する気になったとして、数万を数えるロシア人居住者をどうするのか、4島返還を声高に叫ぶ割には具体的政策を耳にした覚えがありません。いや、下手したら東洋のパレスチナ。
しかし、プーチンが国後・択捉を2国間経済特区にという提案は、実はロシアの最大限の譲歩だったのかも知れないと、思わんでもない。
結論を言えば、北方領土対策の予算を確保しておきたいが為に、長年事実を報道しなかった外務省の売国でFA。
次、竹島いきます。
竹島問題は、過去自民党政権で重要視されませんでした。僕が学生の頃は教科書にも載ってなかったような気がします。島根県が竹島の日を制定したくらいからかな?騒ぎ出したのは。何故か。
それはね、何故かというと、話は朝鮮戦争までさかのぼるんですよ。李承晩政権配下の韓国軍がぼろくそに北朝鮮に負けて、国土は灰になりました。アメリカを中心とする国連軍の助けで何とか停戦にまで持ち込みましたが、韓国国内は不満の嵐です。それはそうでしょう。数万の国民が開放の名の下に北朝鮮に拉致され、ソウルは瓦礫の山と化し。
起死回生、サンフランシスコ平和条約で、戦勝国入りを目指していた韓国ですが連合国に蹴られ。まあ、当たり前ですわね。それで李承晩が何を考えたか。国民の不満を逸らすために日本侵攻作戦ですよ。ソ連と同じに、既成事実を作ればよい。けれど、これもアメリカに阻止され。
妥協の産物として成されたのが李承晩ラインであると僕は思います。日韓漁業協定とかwikiに書いてますが僕は関係ないと思う。
当時、李承晩は失脚寸前だった。彼が失脚すれば親日派が政権を握る可能性が高かった。だから、アメリカは介入しなかった。
つまり、竹島問題を掘り下げれば、必ずアメリカの承諾という文書が出てくる。だから外務省もアメリカも積極的にかかわろうとしなかった。
ラスク書簡以前、つまりサンフランシスコ平和条約以前、日本はアメリカの占領下にあり、そして朝鮮戦争後の韓国の軍指揮権はアメリカが握っていました。
つまり、両方の国の軍事指揮権はアメリカが持っていたのです。この状況下で韓国が動けますか?日本が抵抗できますか?
つまるところ、竹島も冷戦の産物であると思います。だから、日米安保は適用されません。返ってきません。
さて尖閣。
中国代表がニューヨークでこの前、こう言いました。
「釣魚は600年前の明の時代から中国の領土である。日本の今の態度は戦後秩序への挑戦である!」
まあ、僕ならこう言い返すでしょう。
「600年前を持ち出すなら、アメリカはインディアンの物だし、ロシアは存在しない。中国は領土問題の本質を履き違えている。最も重視されるのは、現在の実効支配と至近の過去。すなわち、沖縄返還に伴って尖閣も返還された事実。これは戦後秩序そのもの。しかも中華人民共和国はサンフランシスコ平和条約を批准すらしていないし、連合国ですらなかったのでは?」
くく、ところが実はこれが中華の狡猾な罠。
実効支配とは?現在とは?
それは連続する未来へと向かう事象。すなわち、じゃあ実効支配すれば問題ないのだなと。それが狙い。
普通は、こういうことは起こりません。何故なら、実効支配とは領土内に立ち入らせない事も明確に含むからです。
ところが、専守防衛の度を越えて、撃たれるまで撃つなの日本は領土侵入を阻止できない。はっきり申し上げますと、日本は尖閣諸島を実効支配してません。上陸を阻止できないのに実効支配していると信じているのは日本だけ。
少なくとも、各国は、尖閣に関する領土問題は存在すると思っています。
領土進入を阻止できない以上、尖閣は守れないでしょう。僕は憲法改正が先だと思います。
ところで、最近さかんに集団的自衛権がどうのとか言いますが、これもおかしい。
各国は、日本が武装中立だと思っていません。武装アメリカとの同盟です。
少なくとも、国内に基地を提供するだけで、僕は中立は有り得ないと思う。だって、ベトナムの時でさえ、横須賀から出撃してたんですよ?
これは普通に集団的自衛権の行使に当たりませんか?
まあ、今夜はこの辺で。
まあ、僕の思うところをたんたんと書いていきたいと思います。
まあ、最近はまじめに日記書いてなかったし。お詫びもこめて僕の本音を。
まず北方領土。
国後・択捉は返ってきません。今は誰でも知っている。・・・・のだろうか。僕はこの件で、外務省と自民党に激しい憤りを感じています。
80年代、写真週刊誌のフライデーやフォーカスで、衛星画像で散々煽って基地化どうする?って感じでしたが、実態は今や5万6千人のロシア人が居住し、数百人が日本の大学に留学しているという、何と言う実効支配!
この状態で、ロシア政府が領土返還に応じる要素は皆無!
民主党政権になるまで、このような状態はほとんど、伏せられてきました。
マスコミも何も言わなかった。
それどころか、最近でさえも
「ロシア首相、何故この時期に北方領土訪問?!とまどう外務省」
このような、あきれた報道がなされていました。
馬鹿か?!お前ら、実態を知ってたくせに、国民に事実を報道せず、官僚の言いなりか。
今にして思えば、鈴木宗男の歯舞・色丹2島返還交渉は実に現実に即した提案でした。仮に、ロシア大統領が国後・択捉を返還する気になったとして、数万を数えるロシア人居住者をどうするのか、4島返還を声高に叫ぶ割には具体的政策を耳にした覚えがありません。いや、下手したら東洋のパレスチナ。
しかし、プーチンが国後・択捉を2国間経済特区にという提案は、実はロシアの最大限の譲歩だったのかも知れないと、思わんでもない。
結論を言えば、北方領土対策の予算を確保しておきたいが為に、長年事実を報道しなかった外務省の売国でFA。
次、竹島いきます。
竹島問題は、過去自民党政権で重要視されませんでした。僕が学生の頃は教科書にも載ってなかったような気がします。島根県が竹島の日を制定したくらいからかな?騒ぎ出したのは。何故か。
それはね、何故かというと、話は朝鮮戦争までさかのぼるんですよ。李承晩政権配下の韓国軍がぼろくそに北朝鮮に負けて、国土は灰になりました。アメリカを中心とする国連軍の助けで何とか停戦にまで持ち込みましたが、韓国国内は不満の嵐です。それはそうでしょう。数万の国民が開放の名の下に北朝鮮に拉致され、ソウルは瓦礫の山と化し。
起死回生、サンフランシスコ平和条約で、戦勝国入りを目指していた韓国ですが連合国に蹴られ。まあ、当たり前ですわね。それで李承晩が何を考えたか。国民の不満を逸らすために日本侵攻作戦ですよ。ソ連と同じに、既成事実を作ればよい。けれど、これもアメリカに阻止され。
妥協の産物として成されたのが李承晩ラインであると僕は思います。日韓漁業協定とかwikiに書いてますが僕は関係ないと思う。
当時、李承晩は失脚寸前だった。彼が失脚すれば親日派が政権を握る可能性が高かった。だから、アメリカは介入しなかった。
つまり、竹島問題を掘り下げれば、必ずアメリカの承諾という文書が出てくる。だから外務省もアメリカも積極的にかかわろうとしなかった。
ラスク書簡以前、つまりサンフランシスコ平和条約以前、日本はアメリカの占領下にあり、そして朝鮮戦争後の韓国の軍指揮権はアメリカが握っていました。
つまり、両方の国の軍事指揮権はアメリカが持っていたのです。この状況下で韓国が動けますか?日本が抵抗できますか?
つまるところ、竹島も冷戦の産物であると思います。だから、日米安保は適用されません。返ってきません。
さて尖閣。
中国代表がニューヨークでこの前、こう言いました。
「釣魚は600年前の明の時代から中国の領土である。日本の今の態度は戦後秩序への挑戦である!」
まあ、僕ならこう言い返すでしょう。
「600年前を持ち出すなら、アメリカはインディアンの物だし、ロシアは存在しない。中国は領土問題の本質を履き違えている。最も重視されるのは、現在の実効支配と至近の過去。すなわち、沖縄返還に伴って尖閣も返還された事実。これは戦後秩序そのもの。しかも中華人民共和国はサンフランシスコ平和条約を批准すらしていないし、連合国ですらなかったのでは?」
くく、ところが実はこれが中華の狡猾な罠。
実効支配とは?現在とは?
それは連続する未来へと向かう事象。すなわち、じゃあ実効支配すれば問題ないのだなと。それが狙い。
普通は、こういうことは起こりません。何故なら、実効支配とは領土内に立ち入らせない事も明確に含むからです。
ところが、専守防衛の度を越えて、撃たれるまで撃つなの日本は領土侵入を阻止できない。はっきり申し上げますと、日本は尖閣諸島を実効支配してません。上陸を阻止できないのに実効支配していると信じているのは日本だけ。
少なくとも、各国は、尖閣に関する領土問題は存在すると思っています。
領土進入を阻止できない以上、尖閣は守れないでしょう。僕は憲法改正が先だと思います。
ところで、最近さかんに集団的自衛権がどうのとか言いますが、これもおかしい。
各国は、日本が武装中立だと思っていません。武装アメリカとの同盟です。
少なくとも、国内に基地を提供するだけで、僕は中立は有り得ないと思う。だって、ベトナムの時でさえ、横須賀から出撃してたんですよ?
これは普通に集団的自衛権の行使に当たりませんか?
まあ、今夜はこの辺で。
コメント
日本政府に利用された感が強いです。
多分旧ソ連が社会主義国のソ連のままだったら
今の状態が続いても日本政府に利があったのです。
で、ロシアになって「あちゃー」って感じです。
竹島は韓国が実効支配を敷いた
その過程が異常かつ違法状態なのですけど
その時点で何も言わなかった日本の負けです。
ただ「返ってはこない」でしょうけど
何かのきっかけで「奪い返せる」可能性は
ゼロじゃないんじゃないかと思っています。
例えば北朝鮮の体制が崩壊して
朝鮮半島が半狂乱になった際に
支援や救済を交換条件に・・・とか。
尖閣はそれこそ一度
国際司法裁判所でやり合えばいいんじゃないでしょうか。
日本に負ける要素はないと思っているのですけど。
国際司法裁判所で係争案件になれば
逆に軍事力に物を言わせた支配は出来なくなります。
あのとき米国から上手いこと民主化させるためにとにかく強硬路線をとるな!!
と圧力があったようです。
ちなみにゴルバチョフ氏が書いた回想録を読みましたが、
棘のないようないい回しをしてますが、
”そこに住んでいる人が決めるべきそれが民主主義の本文、
皆が日本に帰りたいと思うなら自然とそうなるだろう
(ロシア人しか住んでねからかえらねーよ!!)”
だそうです。一番穏健派と言われたあの人でこれです。
国ごと潰しに行くという覚悟がなければ返ってはきません。
以前、たけしのTVタックル民主党政権誕生1年後くらいに
麻生氏と阿部氏が出演した時、
”基本実効支配されているところはどうにもならない”
と阿部氏は言っていました。また、”尖閣は竹島と北方領土
とは根本的に状況がちがうまずはここを守る所から始めないといけない”
とも言ってました。
まあ、これが真実なんだろうなあと思ってます。