昨日の話だけど、全く真逆の記事を見た。

ひとつは産経の朝刊。内容はこうだ。
「政府が後押ししている再生エネルギーの代表格である太陽電池は、激安の中国勢に押され、国内メーカーは青息吐息。全く国内に貢献していない。」

それに対して日経ビジネスの記事は
「苦戦するシャープを尻目に国内太陽電池メーカーは増産に次ぐ増産で、活況を呈している。市場の反応は、3~4年しか使わないならともかく10年以上の使用を見込むメガソーラーはトータルでpayするかどうかが鍵なので、とても中国生産品を使う気にはなれない。変換効率を考えると国内メーカー一択です。」
とのこと。

大人の事情ですかね。


追記
これが日経ビジネスの記事
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120827/236009/

コメント

nophoto
Karaya
2012年8月31日9:08

で、風神さんはどっちが真実に近いと思うよ?

風神RED
2012年8月31日9:42

産経は100%原発推進派なので、ソーラーがうまくいっていないという脚色を記事に取り入れる傾向にあります。ですから、全て信じるべきではありません。一方、日経はソーラー市場を盛り上げようという経済界の意向を受けている可能性があります。これも、吟味が必要。それぞれの大人の事情ですね。

実態は玉石混交であると思います。一般家庭向けに、新規参入として粗悪な中国製品がばら撒かれているのは事実ですし、逆に昭和シェル石油傘下のソーラーフロンティアが好調なのも事実です。
更に、不振の太陽パネルというのが実は海外向けを指しているという側面もあります。

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