イランの人々は誇り高い。イラクもそうだが、人類最古の文明発祥の地という誇りを持ってます。彼らと会って話をすると判るけど、人類最古の偉大な文明発祥の地に敬意を表します、とか言ったら凄い喜ぶ。反応がよい。

加えて、イランの出自がペルシア人と言う事も忘れてはなりません。いわゆる現在、中東の主流であるアラブ人とは違うのです。民族の出自だけではなく、話している言語もペルシア語です。

更に、イランでは民主的に選挙が行われ、政治家が選ばれていることも忘れてはなりません。そして中東においては、女性に対する教育レベルもダントツに高い。未だに魔法を使った刑で女性の首を切る判決がおりるサウジアラビアやカタールなどと比べるべくもありません。

イラン海軍の副司令官が、その気になれば3日で海峡封鎖ができるとか言ってました。アフマディネジャド大統領も似たようなことを言ってましたが、実は彼らは軍権を持っていません。イランにおいて軍の最高指揮権は宗教的最高位であるところのハメネイ師が持っているんですね。

今まで述べた中で、ひとつでも日本のマスコミが正確に伝えたことがあるでしょうか?

アメリカに言われて、長年関係を持ってきたアサデガン油田をあっさり放棄した件に始まり、唯々諾々とイランからの石油輸入量を減らしてガソリンの価格を吊り上げ、更に制裁を加えようというのは、僕にはちょっと何も考えていないんじゃないかなと思えます。というか、去年からずっとそう思ってました。

多分、鳩山さんは誰かにそれを中途半端にすりこまれたんでしょう。気持ちは判りますが、実行力というか事後のプランを構築できない人に真実を語っちゃ駄目です。

しかし無能だなー。情報足りないまま、気持ちだけで動いてて、しかもそれに気付いてない。ホントに文字通り1個人の行動。









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