東電が

2011年3月29日 時事ニュース
 26日の時点で東電が仏原子力庁と仏電力公社(EDF)、同国原子力大手アレバに支援要請していたことが報じられた。ソースがベッソン仏産業担当相が28日に出演したラジオ放送からというのが東電らしいが、これが何を意味しているかと言うと、26日の時点で東電が「格納容器の破損を確認した」という事に他ならない。

 報道では相変わらず「格納容器破損の恐れ」などとお茶を濁しているが、プルトニウムまで検出されたからには間違いないだろう。

 ところでこれは蛇足になるのだが、プルトニウムの検出というのはかんたんにはできない。土壌を採取して、専門の機関で最低1週間はかかる。となると必然的に1週間前には格納容器が破損していたということになる。

上記訂正 最近は24時間で結果が出るらしい。
ソース
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110310/218929/?bvr


 電力の70%余りを原子力に依存しているフランスでは、緊急時の際の対応を段階的にマニュアル化している。当然、格納容器の破損が起こった時の対応も考えられている。

 ようするに、東電では「格納容器の破損」など想定外の出来事なので、どうしたらよいか判らないので、フランスの電力工社に救援を求めたと言うことだろう。
 
 確かに、厚さ14センチの格納容器に穴が開いているとなると穴が広がることはあれ、放射能の中、どうやって修理するものやら見当もつかない。

 今日になって政府が東電の国有化を言い出しているのは、賠償問題云々よりも、案外、東電が政府を通さずに直接、フランスの原子力庁に応援を求めたのが気に入らないだけだったりして。

  

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