集団的自衛権を持たねば、とかいう話があるけど、私はそれ以前の大前提として、今ある専守防衛の概念を変える必要があるような気がします。

 専守防衛をやめろとは言いません。ただ、
「撃たれるまで撃つな」を変えたほうがいいんじゃないかと言う事です。

 漫画の話で恐縮ですが、某漫画で海上自衛隊の護衛艦が
「撃たれるまで撃つなー!」
とか言いながら敵性艦に体当たりしているんですが、何故こんなくだらないしばりがあるのか、よく理解できません。

 率直に申し上げて、領海内に進入=攻撃行為 と仮定して、警告時間・威嚇射撃・当てる が普通だと思うんですが、どうなんでしょうか。

 それと言うのも、今のままでは下手したら、現在の自衛隊装備は使えないんじゃないかという素朴な疑問があり、まあ極端な例ですが上陸部隊を満載した揚陸艦が沖縄に向かっているとしましょう。この敵性艦が1発の弾丸も撃ってこなければ、上陸されて攻撃されるまで、撃っちゃいけないんですかね?

 だとすれば、F-1の対艦ミサイルであるところのAS1とか、地対艦ミサイルなんて、少なくとも水際防衛には使えないと思うんですが、いかがなもんでしょうか。

 

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