仕事中に合間をみて書いていますので、途中、ぶち切れ書きかけが頻発するかもしれませんが、ご容赦ください。

 今回は結論から書きます。

     調査捕鯨なんてやめてしまえ

 さて、国際捕鯨委員会(IWC)が商業捕鯨の一時停止を決めたのは今から28年前の1982年の事です。そして日本が海洋資源の科学的調査と捕鯨技術を継承するために調査捕鯨を始めたのが1987年の事です。IWCの決定が一時停止である以上、将来再開されるであろう商業捕鯨に備えての事である事は言うまでもありません。当時存在していた商業捕鯨の会社は全国で5社ありましたが、政府の調査捕鯨を行うという対応に、一縷の望みをつないで捕鯨船を温存しつつ、状況の推移を見守っていました。

 調査捕鯨開始から23年。

 既に2006年の段階で上記、5社は株式を農水省所管の財団法人に移管し、事実上、商業捕鯨再開を断念しています。

 後付けにはなりますが、日本が本気で商業捕鯨再開を目指すなら、この2006年の段階が最後のリミットだったと思います。IWCを脱退し、日本独自に商業捕鯨を再開すべきでした。本当にやる気だったなら、ですが。

 さてさて、ここからが今回の本題といっても過言ではありません。では、今市場に出回っている鯨肉は?スーパーで割と見かける鯨肉は何?

 民間資本が撤退し、農水省財団法人に移管した2006年、皮肉なことに調査捕鯨によって水揚げされた鯨肉は調査捕鯨始まって以来、最高の5400トンを記録します。

 以後、昨年に至るまで毎年4000トン~5000トンの水揚げ高を記録しています。この数値が果たして適正なのか、多いのか少ないのか、読者諸兄は恐らく判らないでしょうから、判りやすく申し上げましょう。

 日本とは違い、1992年に商業捕鯨を独自に再開している国があります。ノルウェーです。原則として近海捕鯨・沖合捕鯨しか行っていませんが、ノルウェーの年間平均水揚げトン数は、なんと2500トン。

  つまり日本は商業捕鯨を再開しているノルウェーの倍、調査捕鯨で鯨を獲っているわけです。

 しかも、すべて農水省財団法人に移管以降、既に商業捕鯨再開の芽が途絶えたのが判っててw

 日本お得意の法律の拡大解釈なのかもしれませんが、いやひどい。

 シーシェパードがあれだけ暴れて、捕まらない理由がみえた気がします。

 昨年、農水省所管の財団法人 日本鯨類研究所 が出した決算書で、調査捕鯨関連費用に69億円かかっていることになっています。

 エコテロリストの脅威により年々予算は膨らむとの事ですが、私はむしろ、商業捕鯨再開の芽は2006年に既に断たれているにもかかわらず、調査捕鯨と騙って予算請求して調査捕鯨の副産物として鯨肉を売りさばいている現状がむごすぎて、というか日本の恥と言ってもいいかと思います。

 それでは、今夜はこのへんで。

コメント

nophoto
Karaya
2010年2月18日13:53

え、じゃあ今市場に出回ってる鯨肉は
農水省所管の財団法人がとってきたものなの?

風神RED
2010年2月18日17:48

財団法人 日本鯨類研究所で検索すればホームページにいけます。獲ってきた鯨の販売報告もあがってます。

loving-c.
loving-c.
2010年2月18日19:15

これはひどいですね。
日本の恥と言っていいと思います。

KEM
2010年2月18日19:24

wikipediaによれば調査捕鯨への税金投入は基本が約5億、近年は原油高と反捕鯨団体対策費で約9億だそうです。
残りは調査後の資源の売却で賄われているそうな。

自分は売ってもいいと思ってるのであまり気にしていません。
水産資源としての鯨の評価が全世界で考えた場合低すぎると思っているので、商業捕鯨肯定を主張するのはデメリットが大きいと思いますし。

ひよこは可愛らしいけど鶏肉はうまい、鯨も同じ、そんなKEMでした。

風神RED
2010年2月18日20:13

KEMさんから費用の話が出ましたので補足しておきましょう。私は上で昨年の日本鯨類研究所の調査捕鯨関連費用は69億円と書きました。この金額の内訳をざっくり以下に記します。
調査研究事業費 ¥71,658,248
情報文化事業費 ¥184,699,819
国際調査事業費 ¥338,218,805
    合計  ¥694,576,872
これらは実は経費の一部にすぎません。これ以外に
特別事業費  ¥7,085,807,552
が計上されていますが、何がなんだかさっぱりです。
それよりももっと判らないのが副産物収益として
¥6,463,249,210 計上されているのですが、副産物とは鯨肉を指している筈なんですが、どう売り払っても4000トンの鯨肉が60億円で売れるとは思えません。その上、同じ農水省の財団法人である、海外漁業協力財団 から40億円も低利融資されているようなのですが、こちらもさっぱり意味がわかりません。まあ、これ以上書くとコワイ人が来るかもwしれないのでこのへんで。

アズリア@堀しのる
2010年2月18日23:29

鯨は食肉部以外も色々と利用方法がありますからね、そちらで売上があるのではないかと、憶測なのでソースなくてすまそ

風神RED
2010年2月19日0:10

ぶっちゃけた話、60億という数字は一桁間違えてるんじゃないか?!と思ってます。4000トン全てを売り払っている訳ではありませんし、日本鯨類研究所自身が公開している売値を信じるとすれば、昨年の鯨肉相場は赤肉は@130~160円/㎏、畝須1級@200~300円とされています。単純計算しても6億~7億にしかならないはずで、作為的な改竄の可能性を除けば、何をどう頑張っても60億という数字は出てこないと思います。

アズリア@堀しのる
2010年2月19日10:05

たとえば、鯨の髭なんかは単価相当高かったと思う
工芸品なんかでは今でも使われてたと思う
それだけで数十億いくとはとても考えられないけれども

MaTaBeX
2010年2月19日10:41

うろ覚えですが、鯨を研究に利用してゲノム?ですか、遺伝子の解析に使っていると聞いたことがあります。研究用に使われる部位が企業や大学に売却されて余りが食用として売られている可能性もあるのでは?

風神RED
2010年2月19日11:03

MaTaさんおひさ。遺伝子解析に関する収益は
DNA登録収益 ¥13,900,000
として別途計上されています。

MaTaBeX
2010年2月19日14:32

相変わらずふうじんさんに脱帽です。

YasPon
2010年2月19日16:00

全く精査してない上での妄想かもしれないですが、
70億の特別なんたらは、捕鯨船の建造費の可能性。
及び、副産物でも廃船の引き取り費用ってことはないですかね?

YasPon
2010年2月19日16:14

↑上の副産物は、60億を4000t(4,000,000kg)で割れば約1500円。
で、卸価格が大体2000円ぐらいらしいので、合っていると思われます。

www.news.janjan.jp/living/0803/0803040972/2.php

風神RED
2010年2月19日20:55

Yasさん、ご無沙汰してます。久しく飲みにいってませんね。
なるほど。鯨研のwikiにいってみたら確かに捕鯨収益60億という記述がありました。本当かもしれませんね。

lastphobia
2010年2月19日23:25

(´・ω・`)怖い人じゃないですが。
ちょっと気になったので、捕鯨側の言い分を調べてみましたよ。
http www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/
私はKEM3とほぼ同じ意見ですが、日本の恥という理由で辞めるというのはどうかと思いますよ。
反捕鯨側の理屈は、インドでは牛が神聖だから食うな、イスラムでは豚が不浄だから食うな、昔の日本では鶏は愛玩用だから食うな、ということを他の世界の人に押し付けているのと同様の論理だからです。

後出しで非難する訳ではないですが、調査捕鯨は鯨を資源として利用するための情報集めに行っているものです。そしてなるべく税金を使わない形で行っている点を考えれば、日本の恥という言葉をこの事業に当てはめることは難しいと思う。(これに当てはめれば、税金を使って利益誘導している政治家を考えたら日本は恥だらけになる)国家主導で育てて民間に下げ渡した事業なんて過去に例もあるので、芽が潰えたというのも・・・・。
 何より、諸外国の納得出来ない理屈を簡単に受け入れると太平洋戦争直前の日本と同じように苦しい思いをするし、牛鳥豚の肉類全て100%自給出来ない状態のままです。

(´・ω・`)長文失礼。

風神RED
2010年2月19日23:43

lastphobiaさん。お久しぶりです。
私が恥と言う理由は、調査捕鯨を標榜しながら実質、国を挙げて商業捕鯨をしている事実にあります。例えば昨年、調査捕鯨と偽りながら、以下の捕鯨がおこなわれました。

第22次南極海鯨類捕獲調査(平成20年12月10日から平成21年3月22日)
ミンククジラ679頭ナガスクジラ1頭捕獲

2009年度第二期北西太平洋鯨類捕獲調査(平成21年5月11日(出港)~平成21年7月29日(入港) 80日間)
ミンククジラ 100頭
イワシクジラ 100頭
ニタリクジラ  50頭
マッコウクジラ  10頭

第16次北西太平洋鯨類捕獲調査(沖合調査)(平成21年6月16日から平成21年7月25日)
ミンククジラ 59頭

 私は捕鯨をやめろという立場ではありません。調査捕鯨と嘘をついてバレバレの
商業捕鯨を行なう事が果たして、日本の国益に沿うか?という事です。上記に
あげた数値は全て諸外国に公開されています。
 この数値を見て、果たして調査捕鯨で通るのか?ということです。恥ずかしくないの?ということですよ。

風神RED
2010年2月20日0:07

いかん、純米酒飲みながらほろ酔いで書いたので、つい本音が出てしまった。
ソフトに嫌らしく主張しようと思っていたのにww

lastphobia
2010年2月20日1:32

(;・ω・)私日本酒飲むと気分悪くなる・・・いいですねぇほろ酔い。
多分ご意見2、3、7で森下さんが回答してる内容ですね。結構ご意見が多いので読むのが大変ですが、ちょっとどうかと思うようなご意見にも非常に冷静にコメントをされています。
 その他、その数の根拠も統計学上の数値(もちろん、どうとでもなるナンチャッテ統計学ではなく、IWCが出したパラメータを使用して算出したものだそうです)による調査だそうですよ。多分風神3の疑問は大体上のSiteにあるんじゃないかと思われます。ノルウェーの人口、日本の1/20以下だし(´・ω・`)商業捕鯨としてコストだけ考えたらこんな数で済ませてないと思いますよ。

lastphobia
2010年2月20日7:52

(´・ω・`)ずれてる回答だったかもしれないので再度考えてコメントすると、
反捕鯨国の立場としては、上記の論理から1頭たりとも殺すのは認められない、だから商業捕鯨は駄目だ、ということで、日本近海での捕殺数を決めた提案を蹴っています。そこで日本ではルールに従って捕殺数を決めた調査捕鯨を行っており、更には反捕鯨国に対してそれに対する調査官の同乗も提案しているのですが、反捕鯨国としてはそれに乗ると1頭でも殺すということを容認することになるために無視。しかし捕殺数が多過ぎると文句を言っている、という形になります。

多いか少ないかを判断するルールを定めようという日本の提案に乗らずに、一方的に反捕鯨としての価値観・要求を押し付けている訳で、これが数が多いから商業捕鯨だと非難するのであれば、反捕鯨国が調査捕鯨での捕殺数を決めるテーブルに座らない限り、非難されたり恥と感じるいわれはないと思ってます。

nophoto
AustralianAreRacists
2010年3月28日15:00

初めまして。
去年は近所のスーパーに貼紙がありまして、「鯨肉の注文販売をいたします」というものでした。部位によって多少の値段の違いがありましたが、それでも1kg当たり3500円~

4000円。私は高くて手が出せませんでしたが、すぐに完売となりました。

私は、シロナガス鯨、ナガス鯨、マッコウクジラ、ゴンドウクジラ、ミンク鯨、そしてイルカまで全部食べました。日本が貧しくて普通の人たちが肉なんて食べられなかった時代に

、子供たちだけは給食で鯨肉を食べられたのです。せめて子供たちにだけは食わせてやりたいという大人の思いやりを感じました。

鯨は牛や豚とは、かなり味が違います。はっきり言うと、とても美味しいです。この30年以上、川崎の競輪場では鯨の串カツが切れたことがありません。紙みたいに薄い肉を

衣で太らせてあるのですが、それでも一口噛むと、口一杯に鯨肉独特の風味が広がります。鯨肉の食文化を絶やしてはならないと思える瞬間でしょうか。

アメリカはランプの燃料として鯨を乱獲し、船の上で鯨油を取った後は、肉も骨も全て捨てていました。石油が発見されて一度は捕鯨を止めたのに、1960年代になりオートマ

チック車が普及すると共にまた捕鯨を再開しましたね。当時の技術では、何をどのようにしても鯨の脳油以外の油でオートマチックトランスミッションを動かすことが出来なかっ

たのです。

そのためアメリカは、再び捕鯨を始めました。今度は、鯨の脳の油だけ取って、後は全部捨てていたわけです。大型の鯨一頭の脳油で車一台分ですから、たまったものでは

ありませんね。オートマチックトランスミッションに使える油を鉱物油から作れるまで約10年かかりましたから、その間に鯨の大虐殺が行われたわけです。

太平洋の鯨を、ほぼ絶滅させたのはアメリカだと言われますが、そんなアメリカ人が「アメリカは捕鯨などという残酷なことは一度もしたことがない」と言い、日本に捕鯨を止め

ろと言う。これは、まずい事態です。捕鯨というよりも国家主権に関わるので、決してつまらない意地を張るのではなく、日本が圧力に負けて捕鯨を止めると、国家主権が「ま

たまた侵される」ことになるからです。アメリカのやり方は、常に力でごり押しでした。捕鯨問題で日本が譲歩すると他の問題でもごり押ししてくるでしょう。
アメリカは、F-22を日本に売るから捕鯨を止めてくれとか、どうしてそのように言えないのでしょうか。

 なお、IWCの規定では、調査捕鯨で捕獲した鯨肉はすべて有効利用しなければならないとなっています。しかし日本は骨も内臓も皮もすべて有効利用していますよ。
私が子供の頃は、鯨からダイナマイトまで作っていました。当時は鯨から作られる工業製品は2千種類もあったのです。

nophoto
AustralianAreRacists
2010年3月28日15:26

> KEMさんから費用の話が出ましたので補足しておきましょう。
>私は上で昨年の日本鯨類研究所の調査捕鯨関連費用は69億円と書きました。
>この金額の内訳をざっくり以下に記します。
> 調査研究事業費 ¥71,658,248
> 情報文化事業費 ¥184,699,819
> 国際調査事業費 ¥338,218,805
>     合計  ¥694,576,872

これを万円単位で記してみましょう。(千円単位以下は切り捨てます)

調査研究事業費 7千165万円
情報文化事業費 1億8千469万円
国際調査事業費 3億3千821万円
    合計  6億9千457万円

しかし実際に合計すると、合計は5億9千455万円です。とても69億円にはなりません。
資料と計算の両方が間違っているものと思われます。

風神RED
2010年3月29日12:54

調査研究事業費に1が一本抜けてました。すいません。
> 調査研究事業費 ¥71,658,248

> 調査研究事業費 ¥171,658,248

nophoto
アリア
2011年9月8日6:03

>既に2006年の段階で上記、5社は株式を農水省所管の財団法人に移管し、事実上、商業捕鯨再開を断念しています。

水産会社は反捕鯨団体による威圧で手放したと
星川が自分の著書で書いてますよ。
反捕鯨団体って総会屋並みの恐ろしい連中ですね。

一応言っておくけど、将来商業が再開された時は共同船舶が行えばいだけですよ。
今や専門的なノウハウは共同船舶にしかありませんから。

>つまり日本は商業捕鯨を再開しているノルウェーの倍、調査捕鯨で鯨を獲っているわけです。

ノルウェーとはまるで人口が違うのにそんな比較することにどんな意味があるのでしょうかね。

>調査捕鯨と騙って予算請求して調査捕鯨の副産物として鯨肉を売りさばいている現状がむごすぎて、というか日本の恥と言ってもいいかと思います。

どこが偽りなんでしょうかね。
IWC科学委員会でも高く評価している日本の調査を、デマばかりで貶める反対派こそ恥ですよ。

>日本お得意の法律の拡大解釈なのかもしれませんが、いやひどい。

拡大解釈どころか、国際捕鯨取締条約の目的は「捕鯨産業の秩序ある発展」です。
なのに堂々と商業捕鯨反対と条約違反な言動している反捕鯨国こそ恥を知れ、というべきでしょう。

nophoto
アリア
2011年9月8日12:53

>私は捕鯨をやめろという立場ではありません。調査捕鯨と嘘をついてバレバレの
商業捕鯨を行なう事が果たして、日本の国益に沿うか?という事です。上記に
あげた数値は全て諸外国に公開されています。

だからどこが「バレバレの商業捕鯨」なんですか?
商業とは儲けるために行うものでしょう。
ランダムサンプリングという経費がかかり赤字になる捕獲法を行う今の調査捕鯨がどうして商業なんですか?
反捕鯨国は、とにかく捕鯨が嫌いだから嘘でも何でもイチャモン付けたいだけですよ。
嘘付いてのは反捕鯨国です。

風神RED
2011年9月12日14:19

鯨はもう、売れません。調査捕鯨を称して商業捕鯨をやってきたんですよ。しかも、税金で。計画無しで、当初1137トンの調査水揚げから始まったものが、最盛期には5482トンにまで増えたんです。これは水揚げ量ではなくて、鯨研が公表している副産物(鯨肉)売買のトン数です。捨てた部位は含んでいません。ところが、鯨肉を誰も買わなくなった。次に何をしたと思いますか?水産庁がわざわざお金を出して、5年間限定で鯨肉販売振興会社を設立したんです。ところがどっこいそれでも売れない。そこでようやく、商業捕鯨はもう駄目だから、太地町などで行なわれている沿岸捕鯨の保護に目を向けようということになりつつあるのが、今の流れです。ちなみにシーシェパードや反捕鯨国は関係ありません。まあ、きっかけになったかもしれませんが。

nophoto
アリア
2011年10月19日7:46

風神REDさん
自分が支離滅裂な言動をしているのを自覚していますか?
もし本当に「誰も買わない」のならそれは商業じゃないってことですよ。

まあ「売れていない」というのも反対派の嘘なんですけどね。
反対派は年間供給量と消費量の数字を出せますか?
反対派はとにかく好き嫌いでしか物事を見れないから論理構成が矛盾だらけになるのでしょうね。

nophoto
アリア
2011年10月19日8:22

というか

>鯨研が公表している副産物(鯨肉)売買のトン数です。

売買のトン数を出しているということは、買う人がいるということなんでしょう。
風神RED氏は自分の発言の意味を理解しているのでしょうか?
矛盾だらけ 間違いだらけのこんな発言を信用する人はいないと思いますが。

風神RED
2011年10月20日0:18

以前にも言いましたが、僕は反捕鯨ではありません。
その上で、冷静に見て、2006年の時点で日本の戦略は破綻していた、と言ってる訳です。銛打ちもいない、大洋漁業もさじを投げ、副産物の売れ行きも落ち。
しかしながら、官僚政治の流れとして簡単に方向転換できず、税金を無駄に使って捕鯨を続け、さらに売れないから売るためにわざわざ新たに独立法人をつくってまで税金を垂れ流した。
けれど、昨年のモロッコ会談でようやく沿岸捕鯨の保護という現実路線に転換しつつあったのが昨年の6月までの流れです。日本での沿岸捕鯨を認める代わりに調査捕鯨を凍結するという裏取引がありました。
僕は、この裏取引は正しかったと思います。正常に機能すれば。
民主のごたごたと、某エコ団体の太地町への攻撃で新たな局面を迎えつつありますが、民主は腹をくくってモロッコ会談の履行をすすめるべきです。
そのうえで、遠洋捕鯨はあきらめるべき。シーシェパードに屈したと見られるのが嫌で、やめるといったり、やっぱり今年もやると言ったりしてますが、当初の方針からぶれないでほしい。
今、まだ存在している沿岸捕鯨を守るべきでしょう。
もう調査捕鯨は必要ありません。

nophoto
アリア
2011年10月26日7:25

>その上で、冷静に見て、2006年の時点で日本の戦略は破綻していた、と言ってる訳です。

勝手な脳内基準で「破綻している」と決め付けるのは反対派の特徴ですね。
捕鯨を嫌っているからこそおかしな基準を作りたがるのでしょう。

>大洋漁業もさじを投げ、

前にも言ったとおり、海外展開をしている大手水産会社は反捕鯨派の嫌がらせを受けています。

そもそも船もスキルのある人員も現在は共同船舶にしかないのですよ。
大手水産会社がやらなくても共同船舶がやればいいことです。

>税金を無駄に使って捕鯨を続け、

黒字になる調査研究が世界のどこに存在しますか?
『商業とは儲けるために行うものでしょう。』
『ランダムサンプリングという経費がかかり赤字になる捕獲法を行う今の調査捕鯨がどうして商業なんですか?』
調査捕鯨と商業捕鯨をごっちゃにして、違いすら理解せず、見当外れの叩きをするのは反対派の特徴ですが、あなたもその例に漏れませんね。

>さらに売れないから売るためにわざわざ新たに独立法人をつくってまで税金を垂れ流した。

売れていないという根拠はどこにもありませんね。
そもそも風神REDさんは鯨肉供給量と消費量をご存知ですか?
知りもしないくせに売れないだの消費が減っているだの言いがかりを付けるのが反対派のこれまた恒例の特徴です。
本当は鯨肉は足りないのですよ。
反捕鯨派が商業捕鯨を禁止し、弾圧したため鯨肉流通量が壊滅的に減ってしまい、
全国の小売店で販売できる量では無くなってしまったのです。
調査捕鯨肉は要望の多い一部地域にしかまわせないのが現状です。

捕鯨船船員でサイト「正義の価値は」を執筆している方の話によると

messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=890
>採算ベースに乗せるのに必要な捕鯨頭数は、ずばり何頭でしょうか。
採算的には現在の需給バランスが合っていないので、卸値を数倍にしても完売出来る。
(だからこそブローカーが買い占めて高値になっている訳です)
敢えて安値に設定してあるのはこれが「調査」捕鯨の副産物だからであり、
将来の商業捕鯨復活に向けて国が業界に耐えさせている側面も有るのです。
将来復活させなくてはならない(自然科学的にも、社会科学的にも)
大規模商業捕鯨のために捕鯨技術の保存が必要であり、
同時に持続的利用のために科学的調査が必要である。
(現在は反捕鯨勢力に対抗するため、これでもかというほどの科学的根拠の提示を続けている状況。)

>そのうえで、遠洋捕鯨はあきらめるべき。

なんで諦めなければいけませんか?
沿岸捕鯨だけではヒゲクジラ肉の需要にはまるで足りません。
足りないからこそノルウェー、アイスランドから輸入している現実があることをこの人は認めたくないんだろうなあ。

nophoto
Sloat
2011年10月27日15:41

アリアさん
無駄な勉強ご苦労さん
基本は不足を補う、会話も然り

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