中国事情

2010年2月9日 お仕事
 仕事の合間をみて書き散らしているので、ぶち切れる事があるかもしれませんが、ご容赦ください。

 中国生産部品が手に入らないとここで書きましたが、実は今、中国はいろんな意味で大変なことになっています。

 情報統制の為に正確なニュースが日本国内にはなかなか流れませんが、昨年12月、今年1月と、中国は記録的な寒波に見舞われました。特に新疆ウィグル自治区は数千人規模の凍死者が発生、それ以外にもインフラ系が一時、壊滅的打撃を受けました。

 中国産の部品が手に入らない遠因や、上海万博の建設工事が大幅に遅れている裏には、こういった自然災害の影響があると言ってもいいでしょう。

 冗談ではなく、現地のブラックジョークで

「ハイチ支援に行ってる場合じゃないw」

と言われたほどです。

 日本に漏れ伝わっているニュースもわずかにあります。

(12/19)中国、ガス供給を緊急拡大 寒波到来で不足深刻に
http://www.nikkei.co.jp/china/society/index.aspx?n=AT2M18035+18122009

<大雪>「60年に一度の被害」北部中心に死者38人、100万人超が被災―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=37114

<中国寒波>渤海凍結で発電用石炭輸送に支障―30年ぶり事態
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0126&f=business_0126_023.shtml


 他にも主に河北省、山西省や陝西省の民家に対する被害は甚大で、10万人規模で避難生活を行っていると聞きました。

 一方で、今世界の景気を引っ張っているのはまぎれも無く中国であることも忘れてはなりません。
 
 私的には、今の中国は恐らく、綱渡り的な国家統制の上をふらつきながら、ようやく前に進んでいるのが現状だと思います。

 上海万博以降、一体どうなるのやら。注意が必要です。 
 

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