さて鳩山さんの外交だが
2009年10月6日 時事ニュース
アメリカ民主党の政権奪取、そして日本民主党の政権奪取。このふたつの動きで最も影響を受けるのは、私は台湾だと思う。正直にいうと、5年以内に「中華民国」
は地図上から消滅すると思っている。いや実を言うと、既に地図上からは消滅して
いるのをご存知だろうか。
私が知る限り、東南アジア各国の地図にも中華民国の名前は既にない。
国境すらない。
オバマが中国をさしてパートナーと呼んだ背景には現実的な理由がある。今、アメリカの国債を最も購入している国は中国であり、中国にとって最も額の大きい
輸出国はアメリカなのだ。この相互依存の関係が構築されてしまった今、アメリカから台湾に新たな武器輸出が行なわれる素地は皆無と言ってよいだろう。
日本にとっても中国は、かつて無いほどに大切な存在になりつつある。中国の
経済発展によって産まれた中産階級は旺盛な購買意欲を示し、景気の底支えを
行なっている。かつてアメリカ市場に向けて放たれたメイド イン ジャパンが、
中国に向けて放たれるようになるのもそう遠い未来ではないだろう。
他方、中国にとってもより現実的な敵が台頭しつつある。インドだ。この両新興国のつばぜり合いを抜きにして、今後の外交は語れないようになるだろう。
我が外務省が気付いているかどうかは微妙なところだが。
ところで鳩山岡田外交で最も注意して欲しい点を次にあげたい。それはアメリカとの関係において、「対等」という言葉の使い方を慎重に選んで欲しいという事。
一体、何が対等なのか?言葉だけが先歩きして、マスコミに誤訳されようものなら、取り返しのつかない事になる可能性があるからだ。
はっきり言ってしまえば、アメリカと日本は現在対等ではない。
例えば防衛問題を挙げてみよう。日米安保同盟はわが国が唯一結んでいる
軍事同盟ではあるが、対等ではない。
対等な軍事同盟とは、どちらか一方が攻撃されれば一緒に戦う事が大原則に
なる筈だが、現在の日本は戦えない。はっきり言うと同盟ですらない。言い方は
厳しいかもしれないが、保護国となっているのが現状の安保条約なのだ。
仮に岡田外務大臣が「対等な立場で外交問題を話しましょう」と言ったとしよう。アメリカに「それでは対等な安保条約を結びましょう」と言い返された場合、一体なんと答えるのだろう?w
一例をあげたが、くれぐれも「対等」の言い回しを間違えないで欲しい。
いかん 邪魔がw入ったので今夜はこのへんで。
は地図上から消滅すると思っている。いや実を言うと、既に地図上からは消滅して
いるのをご存知だろうか。
私が知る限り、東南アジア各国の地図にも中華民国の名前は既にない。
国境すらない。
オバマが中国をさしてパートナーと呼んだ背景には現実的な理由がある。今、アメリカの国債を最も購入している国は中国であり、中国にとって最も額の大きい
輸出国はアメリカなのだ。この相互依存の関係が構築されてしまった今、アメリカから台湾に新たな武器輸出が行なわれる素地は皆無と言ってよいだろう。
日本にとっても中国は、かつて無いほどに大切な存在になりつつある。中国の
経済発展によって産まれた中産階級は旺盛な購買意欲を示し、景気の底支えを
行なっている。かつてアメリカ市場に向けて放たれたメイド イン ジャパンが、
中国に向けて放たれるようになるのもそう遠い未来ではないだろう。
他方、中国にとってもより現実的な敵が台頭しつつある。インドだ。この両新興国のつばぜり合いを抜きにして、今後の外交は語れないようになるだろう。
我が外務省が気付いているかどうかは微妙なところだが。
ところで鳩山岡田外交で最も注意して欲しい点を次にあげたい。それはアメリカとの関係において、「対等」という言葉の使い方を慎重に選んで欲しいという事。
一体、何が対等なのか?言葉だけが先歩きして、マスコミに誤訳されようものなら、取り返しのつかない事になる可能性があるからだ。
はっきり言ってしまえば、アメリカと日本は現在対等ではない。
例えば防衛問題を挙げてみよう。日米安保同盟はわが国が唯一結んでいる
軍事同盟ではあるが、対等ではない。
対等な軍事同盟とは、どちらか一方が攻撃されれば一緒に戦う事が大原則に
なる筈だが、現在の日本は戦えない。はっきり言うと同盟ですらない。言い方は
厳しいかもしれないが、保護国となっているのが現状の安保条約なのだ。
仮に岡田外務大臣が「対等な立場で外交問題を話しましょう」と言ったとしよう。アメリカに「それでは対等な安保条約を結びましょう」と言い返された場合、一体なんと答えるのだろう?w
一例をあげたが、くれぐれも「対等」の言い回しを間違えないで欲しい。
いかん 邪魔がw入ったので今夜はこのへんで。
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