真珠湾での宣戦布告は必要であったか?
2009年4月28日 戦争と平和 コメント (4) リメンバーパールハーバーを唱えて米国の戦意を煽ったルーズベルトですが、
では対米戦に宣戦布告が必要であったか?
何故、米国は怒ったか?又は怒るだけの論理的余地があったか?と問われれば、
あったと答えるしかありません。ただし、これは絶対正義ではなく、そういう
論法も有り得るとだけ、言い添えておきます。
その頃の流れとして、帝国はいわゆる日中戦争のただなかにありましたが、
これは大日本帝国いわく戦争ではありませんでした。支那事変あるいは当時の
呼び方としては日華事変と言い表されていましたが、両国とも宣戦布告を
行わず、両国ともこれを事変であると言い張ったのは滑稽ですらあります。
何故なら、当時の国際法上、戦争状態に突入すると第3国に中立義務が
生じてしまい、アメリカは中華民国を応援できなくなってしまいますし、
日本としては、戦争を起こして中華民国領土を侵略しているというレッテルを
貼られる事になります。
蒋介石は第3国からの援助を切望していましたし、勝てると踏んでいた日本は
あくまで事変として片付けたいが為に、双方奇妙な戦争ではない事変を欲して
いた訳です。
ただし、米国にとってこの状態は日本の欺瞞をあばきたてる格好の材料には
なりました。
実質、戦争であるのにもかかわらず、対中戦を事変で片付けようとしていた日本が、今度は又、宣戦布告無しに米国を騙まし討ちした!
当時の世情を考えれば、充分通る論法になります。
ただ一言付け加えさせてもらうとすれば、真珠湾は最初の1歩ではありませんでした。何故か話題にのぼる事はありませんが、真珠湾にさかのぼる事5時間前に、
帝国陸軍はマレー半島英領コタバルに上陸を開始していました。
もちろん、英国への宣戦布告無しにw
チャーチルは何も言いませんでしたし、日本として英国への宣戦布告は
ありませんでした(ヲイw
発生した出来事を
最大限、自国の利益として生かす。
それが外交官の仕事である。 lol
では対米戦に宣戦布告が必要であったか?
何故、米国は怒ったか?又は怒るだけの論理的余地があったか?と問われれば、
あったと答えるしかありません。ただし、これは絶対正義ではなく、そういう
論法も有り得るとだけ、言い添えておきます。
その頃の流れとして、帝国はいわゆる日中戦争のただなかにありましたが、
これは大日本帝国いわく戦争ではありませんでした。支那事変あるいは当時の
呼び方としては日華事変と言い表されていましたが、両国とも宣戦布告を
行わず、両国ともこれを事変であると言い張ったのは滑稽ですらあります。
何故なら、当時の国際法上、戦争状態に突入すると第3国に中立義務が
生じてしまい、アメリカは中華民国を応援できなくなってしまいますし、
日本としては、戦争を起こして中華民国領土を侵略しているというレッテルを
貼られる事になります。
蒋介石は第3国からの援助を切望していましたし、勝てると踏んでいた日本は
あくまで事変として片付けたいが為に、双方奇妙な戦争ではない事変を欲して
いた訳です。
ただし、米国にとってこの状態は日本の欺瞞をあばきたてる格好の材料には
なりました。
実質、戦争であるのにもかかわらず、対中戦を事変で片付けようとしていた日本が、今度は又、宣戦布告無しに米国を騙まし討ちした!
当時の世情を考えれば、充分通る論法になります。
ただ一言付け加えさせてもらうとすれば、真珠湾は最初の1歩ではありませんでした。何故か話題にのぼる事はありませんが、真珠湾にさかのぼる事5時間前に、
帝国陸軍はマレー半島英領コタバルに上陸を開始していました。
もちろん、英国への宣戦布告無しにw
チャーチルは何も言いませんでしたし、日本として英国への宣戦布告は
ありませんでした(ヲイw
発生した出来事を
最大限、自国の利益として生かす。
それが外交官の仕事である。 lol
コメント
隅から隅まで探索する事をおすすめします。マニアック過ぎて話題について
いけませんがlol
ジェネラルサポート社のHPのGS掲示板は現役の自衛官の方や
戦争体験者の方も時折出没しますので、意外な発見があったり
します。もちろん、皆さん匿名ですが。
あと取っ付きやすい物としては学研の「歴史群像」購読を
お奨めします。最新の論説が書籍になる前にチェックできる
ので新しいです。
最後に、1次資料を手にする為には、何があるいはどういった
書籍が1次資料になりうるのか知らなければ手にしようが
ありません。一番簡単な方法は国立国会図書館のデータベース
にある件名検索で、知りたい単語を検索して、目当ての資料を特定してから、入手方法を考えるとよいかもしれません。
ゲームとしてみたときに細かすぎてやる気が起きなかったずぼらな私lol
若かりし頃、「提督の決断」にはまってた時期があり、似たゲームを探した懐かしい思い出です。