言葉のマジック

2007年8月9日
 マジック

 遥か大昔、敵の本名を知ると呪い殺せるというルールがあった。

 そんなばかなと、言えるかい、君?

 名前をつけるという行為、それがどれだけの影響を及ぼすか
君は知っているだろうか?

 例えば‘風邪‘

  咳をして熱が出てリンパ線が腫れた状態を風邪と名付けた。

 けれど、一昔前までは、花粉症も風邪と同義語だった。

 名前をつければ、人は理解した気になってしまう。けれど

 さて、例えば自動車。アクセルを踏むと走る。

  けれど、アクセルを踏むと何故、前に進むか理解している
人は10人いるうち、何人いるだろう?

 そう今、現代。何故、どうしてと問わずとも生活していける
理解はある意味、正しいのだけれど。

 人は、本当に進化しているのだろうか?

 人として、種として。私は、遥か昔。2000年以上前の
ローマの人のほうが、個人としては遥かに有能だったと思う。

 戦い、建設し。理解、決定し。個々の能力においては
現代の人など到底、及ばないだろう。

 ひとたび、壊滅的なダメージを負ったならば、現代のひと
の方が遥かにたやすく、無に帰する事になるだろう。

 ああ、そうか。

 ひとはそうやって、同じ事を繰り返し繰り返し。

  Hm,そうなのかもしれないね。

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