東京がらみの某案件でステンレスのでかい箱を使う
ことになった。できあいを買うことになったのだが高い。

 Lot100で400〜500。初回は200個使う。

 大手N社の定価24,000の箱をH社が13,800で提供してくれる
という。

 だがしかし

社長「高いです。風神さん、なんとかなりませんかね。」

風「おまかせあれ」

 大手N社でいろいろ見積もってみるも13,800は決して高くは
ない。いろいろ試行錯誤した結果、メーカーを替えてG社で
いけば、11,700で提供してくれる商社をみつけたのでそこに。

 一応、社長を通じて客先の了解をとる。

社長「メーカーは替えてもかまいませんよ」

   よっしゃ

 ところがここで、どこから聞きつけてきたのか、大手N社が
H社を通じて、再コンタクトしてきた。

H社「うちがN社を押してて、G社に負けるわけにはいきません」

    11,200でどうでしょう!

 ・・・・おもしろいことになってきた。しかし、私がN社を
押した手前もある。取りあえず保留して、G社の代理店に
再交渉。

G社代理店「・・取れるんならとことんまでいきますよ。
    10,700でいかがでしょう

風「いいですね。それじゃ、うちの営業技術部長紹介します
  んで、決めましょうか。」

部長を交えて、つめに入る。

G社代理店「ただ、G社が気にしてるのは、箱に加工が
     入らないかどうかなんですけど、入りませんよね?」

部長「大丈夫。それはうちの領域やから、気にせんと価格
  だしたってください。」

 このへんが、落としどころだろう。しかも明日、社長は
客先に会いに東京へ直行することになっているので時間もない。

 深夜、社長にメールをとばす。直行だが携帯に転送されて
届くはず。

 翌朝さっそく社長からメールがきた。

社長「風神さん。価格ネゴ、ありがとうございます!」

  よっしゃー、ふふ我ながらいい仕事をしたなぁー。

 そして昼過ぎ、うちの開発から1通のメールがG社代理店に
とんでいた。

T氏「直径38mmの穴を開けてもらって塗装してもらうことは
  可能ですかね。」

 どっひゃーーーーーーーーーー、全て白紙ってか、どうすんの
今さら、俺はしらねー知りたくねーーーーーーーーーー。

 ・・・・久しぶりに残業せずに帰ってやった。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索