週刊モーニング誌上で連載されている「ジパング」とかみていると
自衛隊のイージス艦が獅子奮迅の活躍をしているので、当然ミサイル
防衛にも活躍するだろうとか思われている方が多いかと思いますが、
日本のイージス艦では

   実はテポドンを落とせません

 確かに、今すすめられているミサイル防衛システムにイージス艦は
組み込まれてはいます。日本も「キリシマ」「チョウカイ」の2艦を
保持しているのですが、肝心の

   ミサイル迎撃ミサイルは装備していません

 もうひとつ、湾岸戦争でイラクのスカッドミサイルを迎撃して
名をあげたパトリオットミサイルについて。

 自衛隊もパトリオットミサイルを首都防衛用に1個中隊持っています。

    OKじゃん

 とか、言いたいところなんですが、

    実はできないんですね、ミサイル迎撃(大笑

 自衛隊が持っているパトリオットミサイルはType-1でして、
対航空機用なんですよ。ちなみに対ミサイル用はType-3。

 今会社なんでつづきはあとで

 まあそういう訳でして

 よくテレビで軍事評論家が

    ミサイル発射後7分以内に対応しないと・・・

 とか言ってますが、それこそ

   無駄無駄無駄、お前らもっと勉強しろよ

と言うしかありません。恐らく、机上で計算しての答えなの
でしょうが、まるで今の日本を思わせる無知さかげんです。

 まあ、そんな感じな訳ですよ。

コメント

咆哮
2006年7月7日19:56

初コメントします。
たしかパトリオットPAC-1とPAC-2が航空機用でしたよね。
で、PAC-3はミサイルも迎撃できるみたいですが、
どうやらPAC-3でもミサイル迎撃は困難みたいです。

風神RED
風神RED
2006年7月7日22:42

コメントどうも。確かに現実問題として、マッハ20(テポドン2)で大気圏内に突入落下してくる弾頭をマッハ7のPAC-3で迎撃するのは困難でしょうね。アメリカ自身もそれは認めています。パトリオットのランチャーは8連ですから、数でカバーするか、近接信管で弾幕張るか、まあいくつか方法はあるか
と思いますが、ただしいずれの方法をとるにせよ、数がいる
ので本土全部をカバーすることはできないかもしれません。
例えば首都圏防衛だけに限って言えば、不可能ではない、といったところでしょうか。


ところでしょうか。

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