ずっと書かなかったくせに連荘とは何事よ!とか言わんで
ください。

   コンバンワ、風神です。

 私は決して右翼ではありませんし、特に斜に構えた人生を
送ってるとも思ってません。まあ、実は明かすとすごい
投げやりな感じの人生なんだけど、それは今回は置いといて

 ちょっと、久しぶりに語ってみたいと思います。

 今回のテーマは

  立ち止まって考えるテーマを与えてみるか、誰によ?

 まあ、ひかないでください。

 今から語る事はあくまで私の中での感覚と認識である事を
お断りしておきます。

 日本では禁句に近い「徴兵制」つまり国民が何年かの兵役義務
を負うということですが、実はこれは民主主義の始まりと共に
広がった制度であると理解している人が果たして国内に
いるでしょうか?

 民主主義と徴兵制、この二つの制度は互いにイコールに近い。

 私はそう思っています。国民による普通選挙という政治体制
が国民皆兵を産み、そこで初めて大規模に戦える近代的軍隊
というのが生まれたのです。

 それまでは、戦争を行う身分というものが存在していて、
それは侍であったり、貴族であったり、彼らの率いるところに
のみ軍隊という戦闘単位が存在していました。

 しかし、初期のナポレオン以降、身分にとらわれない兵士登用
が初めて大規模な会戦を可能にし、二度の世界大戦にまで
及んだのです。

 身分にとらわれず、国民が皆平等に政治に参加する機会が
得られた(少なくとも絶対王政よりは)事が、ナショナリズム
を産み、戦争専従者ではない民の兵でも士気の高さを確保
しえたのです。

 イコールですよ。

 まだ、えーそうかな。そう思う人はどちらか一方を
取り払ってみてください。

 どっちに転んでもろくなことありませんから。

 考えてみてください。自分が兵隊に取られて戦争に行くことに
なるかもしれないと思ったら、真剣に選挙に行く気になるかも
しれないと思いませんか?w

 それでこそ民主主義が健全に機能するはずです。

 例えば、今、イラクで自衛隊員が殺されたとして何人の人が
関心を示すでしょうか。

 恐らく大多数の人が、程度の差こそあれ無関心で終わる
でしょう。

  明日は我が身ではないからですよ。

 戦争とはなんぞや?これはあくまで様々な政治手法の中の
一選択肢にすぎません。外交による権利獲得と戦争による権利
獲得は、ただやり方が違うだけでどちらも政策のひとつに
すぎません。それを行うかどうかを政治判断できる国が
健全な民主主義を持っている、そうではないでしょうか。

 今、政府がどこそこに自衛隊を派遣する、と言っても
一般人は無関心を装うでしょう。

 自分に関係ないと思っているからです。

 戦争は悪ですか?

 善にも悪にも罪にもなりえます。人を殺す事は?

 これは普通は罪ですよね。でも、戦争してたら別でしょ、とか
言っても日本人にはピンとこない。まあ、身近じゃないから
当たり前です。じゃあちょっと視点を替えて

 今現在、中東から日本に出稼ぎに来ている人達が年間2〜3万人
いるといわれています。そのうちの8割がイラン・イラクから
だそうですが、よくよく考えてみれば彼らは全部とは言いませんが

   銃の撃ち方を知っていて、人を殺したことがあるかも
  しれなくて、戦争というものを知っている

 そんな事、考えた事なかったでしょ。例え彼らに出会った
としても、普通の日本人はそういう思考には到達しないと思い
ます。
 

 さて、風神。今日は様々な投げかけをして、読者の心に
波紋を与えてみようと思いましたが、皆さん、どう受け止められたでしょうか。

 モンモンとした心が鎌首をもたげてくれたなら、うれしい
です。それが例え逆説的な怒りでも構いません。

 自分なりの結論をあえて書かずに、この章を終える嫌らしさ。

  いいですよね。それでは又、来週。
 

 

 

 

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索