ピスタチオ

2003年9月10日
 と言ってもエロイ話じゃない。

 昔、酒をおぼえたての頃、よくピスタチオに
お世話になった。

 ピスタチオ=殻のついたナッツ

なんだが、三拍子そろった憎いやつ。なんだな、
これが。特に、酒をおぼえたての頃はメニュー
とか、知ってるわけじゃないし、そんな中で
重宝してくれた。

 まず、ピスタチオという響きがいいwなんか
横文字っぽくてかっこいい。

 次に

 話がはずんでる時はいいが、ちょっと間が
悪い時ってある。そんな時に、殻をむく
ピスタチオは間がもつのであるw まあ、煙草
といっしょだな。

 次に

 なんといっても値段がやすいw

 ショットバーなんかにいった時に便利だった。

 なつかしい、話だ。

 今はつぶれたが「びんぼう貴族」の何号店だ
っけか?忘れたが、そこのヒゲマスター

 イカワさんに何気にお世話になった時に、
こんなコネタ話で盛り上がった事が今は昔。

 その頃はといえば、ちょうどバーボンが飲ま
れだした頃で、今まで主流だったヘネシー系
のブランデーやヨーロピアンウイスキーにか
わって、アーリータイムズやIWハーパー、
ワイルドターキーやフォアロゼスがはやりだし
た頃だった。あちこちにプールバー(ビリヤー
ドができるショットバー)が建ち並び、飲み屋
はどこも活気づいていた。

 宗右衛門町を北に入ったところに、当時

 Wチャンプ

というショットバーがあって、バイト仲間と
始終いりびたっていた。マスターのスギモト
さんが、グリーンツダジムのトレーナーを
やっていて、現役時代はバンタム級とJバン
タム級の日本チャンピオンだった事から、店
の名前をとっていた。

 祝い事や何かがあった時は、店貸切でただ
酒飲んで。今考えれば、ひどい客だったなw

 バーボンは主にイエローストーンを飲んで
いた。なんでかって?みんなが頼むハーパー
やロゼス以外のものを知ったかぶって頼みた
かったから。背伸びしてたんだな〜 今考え
ると馬鹿ですな。まあ、一応他にも理由は
あったが。

 子供の頃、シートン動物記が好きで、その
中に「灰色熊の一生」という話があるんだが
舞台がアメリカの「イエローストーン国立公
園」だった。んで、メニューをふと見たら、
イエローストーンというバーボンが目につい
たんで、頼んでみた。

 ところが、偶然というのはおそろしいもの
で、ある日初めてイエローストーンのボトル
を見たら、なんと間欠泉の絵が書いてある。
んで、間欠泉は実はイエローストーン国立公園
の名物なんだな。

 本当に、バーボンのイエローストーンは
イエローストーン国立公園から、名前をとった
ものだった訳。これも当時いいコネタになった
もんだ。

 あれから10年以上たった。なんでこんな話を
つらつら書いたかというと、今日ひさしぶり
にミナミにでて、散策してみた。当時よくいっ
た店はほとんどなくなっていたわけだけど、
道頓堀ぞいにある「びんぼう貴族」の一号店
だけは残っていた。

 あのヒゲマスターのイカワさんが私をみるな
り言ったのだ。

 ○×さん、ひさしぶりやね〜?!

 名前を呼ばれて正直驚いた。やっぱプロって
すごいね。

           m(_ _)m


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