例えば

2003年5月31日
 砂場で砂遊びをしている子供がいたとしよう。
彼は砂を使っておっきな城を造ろうと思い立つ。

 何時間もかけてやがて城は出来上がった。

 他にも子供が集まってきて

「すごいね、すごいね〜」
「どうやってつくったの?リアルだよね〜」

 そこに良識のあるおとなが登場する訳だ。

「すごいね〜。すごいけど、ちょっとおおきすぎ
 るな〜。ここは、みんなの砂場だから、他の
 人の迷惑になるよ〜 ね〜?すごいのが造れる
 のはわかったから、普通に遊ぼうね〜」

 ここはこうして、ここはああして。いろんな
事を考えながら何時間もかけて造った。すごい
と思われたいとか、

 なにか ちがうんだよ〜 普通の砂遊びがした
いのとも違う、なにか別の・・なにか。。

 一瞬、何時間もかけてつくったことやら、と
まどいに似た違和感、嫌悪 様々なおもいが彼
の心の中をよぎった事だろう。

 「・・・わかりました」

 彼はもくもくと城を崩す。造った時間の百分
の一にも満たないわずかな間に、やがて城は姿
を消した。

 


  これはこころの問題です。法律云々関係
なし。そんなものはつくった時からわかって
いたよ〜 誰にいわれなくてもさ〜 もー
一回つくれって言われても ありえね〜って
反応するのも当然さ〜 私でもそう反応する
ね〜

 でもあえて言おう

 もういっかいつくろ〜? 今度はみんなで
もっとおっきなやつをさ〜 誰が見ても口開け
て呆気にとられるようなやつをさ〜?

 
 おもしろき こともなき世を おもしろく
             
 という辞世の句を残した高杉晋作サイコー

 これで決まり。 


 

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